ホテルの利益率は? 収益率をUPさせるホテル旅館経営術
今、ホテル旅館などの宿泊業界を取り巻く環境はインバウンド復活などで需要が急回復!
しかし、深刻な人手不足の為、利益率・収益率をUPさせスタッフの待遇改善などをすることが急務となっております。
下記は、2021-2022年におけるホテル業界の利益率ランキングを15位までを現したものになります。上位3社は20%を越えていますがほとんどのホテルが10%未満、更にはこの表に入らない施設でマイナスになっている状況がでているのが現状です。
では、利益率や収益率の改善はどうすれば良いのでしょうか?
利益 = 売上 - コスト(経費)
収益や利益率の改善方法は?!
① コスト(経費)上昇を押さえながら売上UP
② 売上を維持しながらコスト(経費)削減
③ コスト(経費)を削減しながら売上UP
特に③が一番理想的です。このことはもちろん当たり前のことです。
しかし、この当たり前を実現する事は本当に難しく、
実現の為に皆さんは日々努力されている事と思います。
この当たり前の事を達成する為には、日々のコツコツとした努力から
大幅な構造改革まであります。
私達、ホスピタリティマネジメントは、2003年の創業よりホテルや旅館などの宿泊施設の収益改善・オペレーション改善・新規開業など多くの施設をサポートしてきた宿泊施設専門のコンサルティング集団です。
そこで、ここではまずはじめに取り組むべき、見直すべき日々の工夫や努力をご紹介したいと思います。
【お手軽編】★
- コスト削減と手間の削減
- 大浴場洗い場のボトル類(シャンプー・コンディショナー・ボディソープ)のセットを、洗い場2つに対して1セットにすることで、補充の手間の簡素化
- 連泊の場合清掃なしの連泊プランの販売(事前に、3日以上の場合は1回清掃とか、タオルやアメニティの追加の対応可否などを取り決めておくことも重要) →SDGsと環境への負荷軽減と収益改善の一石二鳥を。
- お客様への声掛けで売上利益アップのチャンス作り
- チェックイン時に1つ上のランクの客室を追加料金ありで提案
- チェックイン時に素泊まりのお客様に朝食の提案
- チェックイン時に夕食なしのお客様に夕食のご提案
【見直し実践編】★★
- オペレーションやプランの見直しで販売機会の増強
- 素泊まりや1泊朝食プランの販売
- 当日まで予約を受け付け
- Webでの予約について、利用者と予約者が同一でない場合もあるので、決済できる仕組みを用意
- Webでの受注比率を増やし、団体などの仮押さえも部屋を押さえるルールを制定し、空室=全てWebで販売している認識に変化(施設規模が大きければPMSとサイトコントローラーとの2Wayが有効)
- キャンセルポリシーの見直しとキャンセル料徴収の徹底
- 価格訴求プランのキャンセルポリシーの見直しと厳格化
【小規模投資で人件費率削減や販売力強化】★★★
- お部屋単価や客単価をアップさせて生産性アップ
- お部屋食対応中心から会場食中心へのシフト
- 単価の低い客室を個室食事処に転用し、販売部屋数を減らして販売することで、掛かる人件費比率削減
- 販売上限室数変更による生産性向上
- オンライン予約システム導入による電話対応軽減と24時間予約受注体制による販売力強化
- 休眠スペースにテナント誘致
皆さま、如何でしょうか?
当たり前の事ですが、徹底出来ているでしょうか?
徹底的に実行するのは意外と難しいものです。徹底する為に、専門家に委託する事もおすすめです。
これらの事で収益が改善出来たら、次へステップアップ!
生まれた収益を投資して、更に収益アップを目指しましょう。
私達の処方薬(コンサルサービス)はこんな症状に有効です。
・利益率の低下
・口コミなど顧客評価の悪化
・スタッフのモチベーション低下
・人件費率の上昇
・無駄無理による生産性の悪化
まずはお気軽に無料相談のお申し込みを!