会社の前の通り名は「江戸桜通り」といいます。通りの名にふさわしくソメイヨシノが満開です。陽気もよく人出も増えていますが、いまだにコロナのトンネルからは抜け出していません。でもどうしたら感染リスクが減らせるかは学んでいるため、気持ちの持ちようは2年前と比較すると雲泥の差です。
2年前には感染者が出ると大事件です、恐怖心さえあったのではないでしょうか。ホテル業界でも全館休館をしたりマスコミもニュースに取り上げたりしていました。それが感染者数では圧倒的に増えた今日では、さすがに日常化してきたという印象です。
国内産のワクチンや飲み薬が普及すると、また一気に雰囲気が変わり、インフルエンザの延長として扱われるようになるのでしょう。
私たちが関わっている宿泊業界は、よくもここまで延命できたものだと思います。勿論、閉鎖に追い込まれたり売却やリブランドなど、様々なことが起きましたが、ここまで来たら復活の日を目指し、前向きに行きたいものです。
一方では本当に厳しいのは2022年だという認識もあります。各種助成金や支援金または協力金などが無くなり、金融機関への返済がスタートし、固定資産税の減免が無くなり、さらには人手不足、あらゆる食材の高騰、エネルギーコストの負担増、感染対策費の負担増、プラ新法によるコスト増、・・・
誰もが同じ課題を抱えてますが、取組によっては大きな差が出てきます。今からでも遅くありません、頭を柔軟に固定概念を払拭し、新たな価値観のもと運営体制を構築する必要がります。弊社は宿泊業界の復活のために少しでも役に立つように気を引き締めて取り組みたいと思っています。